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医者や薬を”盲信”する人が次第に難病になっていく流れ (5)

<医者や薬を“盲信”する人が次第に難病になっていく流れ>

人工ステロイドは、私たちの副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンとは明らかに“似て非なるもの”と思われます。拙著「健康の本質・病気の本質」第4章「現代医学の薬物治療の間違い」で、ステロイド剤の副作用について詳しく述べておりますが、全身の血流障害、ムーンフェイス(=満月顔)、骨量の激減といったとんでもない副作用があります。

それでも人工ステロイドが世に出た当初は、活性酸素を無毒化する働きで、一瞬のうちに炎症を止める力が高く評価され、その後、世界中の医者が使うようになりました。しかしながら、炎症の真実の役割を考えてみたとき、ステロイド剤によって炎症を抑え込むことは正しいのか?

“血流を強烈な力で止めて、体を冷やして目先の痛みをとるというステロイド剤の作用は、私たちの血流回復反応を妨害してしまうことにほかならない。”

これが真相です。
ステロイド剤を使い続けると、以下のようなプロセスで、難病に進行してしまいます。

(初期段階)
ステロイド剤の血流を止める力で、痛みや熱を抑えることができます。しかし医者は決して「治りました」とは言いません。また再発することを、経験上よく知っているからです。
(中期段階)
ステロイドは脂質の一種で、使い続けると酸化コレステロールに変わり、活性酸素の大量発生によって皮膚炎を悪化させたり、血管を老化させたり、骨の劣化を引き起こしたりします。
薬が切れると、それまでステロイドの力で抑えられていた血流回復反応が再び始まり、それによって前よりも強い痛みが発生します。すると薬の量を増やしたり、もっと強い薬に変える必要が出てきます。その結果、血流障害が深刻化して“冷え”“痛み”“炎症”が慢性的なものになります。
(後期段階)
ステロイド剤の副作用により、骨量が減ったり骨がもろくなったりして、骨粗鬆症になりやすくなります。また全身に渡って血流障害が進行するので、体の弱いところから、膠原病(こうげんびょう)、リウマチ、パーキンソン病、結石、ガンなどに進行します。

- To be continued –