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医者や薬を”盲信”する人が次第に難病になっていく流れ (4)

<医者や薬を“盲信”する人が次第に難病になっていく流れ>

(中期段階)
薬の力で血流を抑え込んでいたところが、薬が切れると血流はさらに悪くなっていますから、より強い血流回復反応が起こり、そこにどっと血液が流れ込みます。すると前よりも強い痛みになるので、薬の量を増やしたり、もっと強い薬を処方することになります。その結果、全身の血流障害が進行することになり、別のところも痛み出します。たとえば病院に行ったときは生理痛の相談だったのに、消炎鎮痛剤を使い続けているうちに、頭痛や腰痛まで出てきたというような場合です。冷えが加速することで、めまい/耳鳴り/偏頭痛など、新しい体調不良も現われます。

(後期段階)
それでもなお頑固に、医者や薬のみ信じて同じことを続けると、薬の副作用が強くなって、それが新たな病気の原因となります。自律神経のバランスを崩し、血圧値/血糖値/コレステロール値などが上昇します。それらが高血圧/糖尿病/便秘/不眠/うつなどに進行します。
これら高血圧や糖尿病を、さらに薬物治療で治そうとするとどうなるでしょうか?
次第に難治化/長期化して、さらに重大な“心臓疾患”や“ガン”になってしまうプロセスが、拙著「ガンを解明する」の中で、詳しく述べられておりますので御参照願います。

(2)炎症……肝炎/腎炎/膵炎/胃炎/腸炎/脳炎/膀胱炎など。

医者はこれらに対してステロイド剤を中心とした薬を処方します。ステロイド剤は消炎鎮痛剤よりも、さらに血流を止める力が強く、そのために副作用もより強烈なものになります。アメリカのケンドル(1886~1972)、ヘンチ(1896~1996)そしてスイスのライヒスタイン(1897~1996)が、牛の副腎から分泌される副腎皮質ホルモンからコルチゾンを単離させることに成功し、それを関節リウマチの治療に用いる研究をして、1950年にノーベル賞を受賞しました。しかしながらステロイド剤が発明された当初は、たちまちにして炎症を抑えてしまうその効果が、“奇跡の薬”ともてはやされましたが、次第に恐い副作用がたくさんあることが分かってきました。

- To be continued -