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各種難病の本質を知る (12) 鈴木修一著

<各種難病の本質を知る>

⑧脳血管疾患・心臓疾患について

ガンに次いで日本人の死因の2位/3位を占める難病ですが、脳血管疾患や心臓疾患は、それまで健康だった人が突然このような重い病気を発症するわけではありません。長期にわたるストレスにより、血行不良(=首/肩/腕などの凝りや張りなど)から始まって、高血圧/高血糖/高脂血に進行し、それを間違った薬物治療で治そうとするために難治化/長期化して、その結果、血液の質の悪化(=粘性血液や血栓)や血管の変性(=動脈硬化)が進んで、命にかかわる脳・心臓疾患に発展してしまうのです。

脳・心臓疾患は進行型の病気ですから、重くならないうちに早い段階で、すなわち首や肩などの凝り/張りなどの血行不良のうちに、それを改善しておくのがベストです。つい無理をして高血圧/高血糖/高脂血になったとしても、ストレスの軽減/自律神経の副交感神経側への調整/文明食から健康食への切り換えなどの、正しい生活改善によって比較的簡単に治ります。現代医学ではそれらに“高血圧症”“糖尿病”“高脂血症”という病名をつけて、治りにくい長期化しやすい病気と考えていますが、それは彼らが、これらの病気がなぜ発症するかという本質を考えないで、薬物治療でただ目先の数値を下げればいいと考えているので、なかなか治らないのです。

脳・心臓疾患は、深刻な病気に進行する前の段階で適切な対策を行っていれば、何も恐れるような病気ではありません。突然降ってわいたように発症する病気ではないので、事前に予防することが可能です。ガンと脳、心臓疾患という日本の三大死因に対して、これらの正しい根本対策が日本中に広がれば、毎年100万人以上の方々が(かなりの高齢で寿命と思われる人を除いて)、人生半ばで不本意ながら命を落とすという不幸から、脱却できると確信しています。

- To be continued -