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未来栄養学 (3) 鈴木修一著

<未来栄養学>

一方、水も重要ですが、あえて“良い水”と表現したのは、水と水分をゴッチャにする人がいるからです。「自分は毎日十分な水をとっている」と言いながら、実際にはお茶やコーヒー、ジュース、コーラ、ビールなどの水分を“水”と勘違いして、水は一滴も取っていない人がいます。これらの自販機ものは、水分のほかに砂糖、カフェイン、タンニン、添加物、アルコールなどを含んでいますので、体内では水分の補給どころか、細胞の脱水症状を引き起こします。

“良い水”というのは、天然水やアルカリイオン水のことで、これらは自販機ものとは逆に、細胞内液に入り込んで細胞を潤します。

塩素消毒した水道水も、大量の活性酸素を含んでいるので、良い水とは言えません。

(良い水の働き)

1)水を媒体として、あらゆる情報(=情報伝達物質)が人間の体内で交換されて、私たちの命を育んでいます。
2)良い水が血液やリンパ球の流れをスムーズにして、酸素、栄養素、酵素や免疫物質を運び、健康な体調を維持します。良い水をとらないと血行不良の原因になります。
3)1)とも関係しますが、脳において最も神経伝達ホルモン(=ドーパミン/セロトニン/メラトニン/β―エンドルフィン/アドレナリン/ノルアドレナリンなど)などが活発に働いており、その脳では最も水分が多くなっています。あらゆる情報が水で運ばれるからです。良い水は、優れた頭脳活動の維持にも役立ちます。

- To be continued -