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未来栄養学 (10) 鈴木修一

<未来栄養学>

血行不良が起こっていないかどうか、自分で判断する方法があります。
以下の4点に注意して下さい。

1. 顔色がいい(=血行が良い)。
2. いつも体温が36度以上ある(=冷えがないから血行もいい)。
3. 便秘がない(=解毒がスムーズで、血液の酸性化/粘性化がないので血行がいい)。
4. ストレスが長期に続いていない(=交感神経緊張の血管の収縮がないので血行がいい)。

これらをクリアしていれば、ことさらに病院に行って検査を受けなくても大丈夫です。
病院で検査を受けるのは、思わぬ落とし穴があるので要注意です。

西暦2000年前後に、高血圧/高血糖/高コレステロールと診断される基準が大幅に下がっており、それ以前には普通の人だった人たちにも、危険な副作用のある血圧降下剤や血糖降下剤、コレステロール低下剤を処方してもよいという“おすみつき”が、厚生労働省により、与えられました。ですから早期の予防とか対策とかの名目で、安易に病院に行って検査を受けるのは考えものです。製薬会社を利する一方で、私たちの薬害リスクは格段に高まってしまう“怖い時代”になっているからです。

2004年に米国で「米国コレステロール教育プログラム」のガイドラインが改訂されました。大した根拠もなく、悪玉コレステロールの「基準値引き下げ」をして、そのことがコレステロール値を下げるスタチン類の売上を大きく伸ばすことに貢献しました。後日、ガイドラインを作成した委員のうち9人中8人が、製薬業界からお金をもらっていたことが判明し、米国で抗議行動が起こりました。まさに「悪代官と越後屋の陰謀」でした。

こんなことは米国だけの話ではなく、日本も全く同じなのですが、日本が米国と違うとこらは、日本のマスコミは国家権力やスポンサーに極端に弱く言いなり状態で、国民が危険にさらされても何にも報道しません。そのため日本国民は何も知らずにおとなしいままで、自分が被害を被っていることすら知りません。降圧剤の危険性については、拙著「ガンを解明する」<第3章>「高血圧について」に詳しく述べられています。

- To be continued -